wwwありの場合の常時SSL化対応(さくらインターネットの場合)

※「www」なしのドメインで既にSSLが設定してある場合は、予め解除しておいてください。



SSL取得前の準備

  1. FTPでサーバーにログインし、「www」以下のどこでもいいので、適当な名前で空のダミーフォルダを作成。(例:http)
  2. ドメインの新規取得/サーバーへの紐付け:ドメインの新規取得の(7)で、
    1. 「1. 設定をお選びください」 の [wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)] を選択する。
    2. 「2. マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください」 で、作成したダミーフォルダを指定する。
  3. 改めて、ドメインの新規取得/サーバーへの紐付け:ドメインの新規取得の(1)~(7)を行う。
    その際、
    1. (4)で、[サブドメインを指定] にチェック。次のページのサブドメイン入力欄に「www」を入力。
    2. (7)で、「1. 設定をお選びください」 の [wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)] を選択。
      「2. マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください」 で、ドメインのルートディレクトリとなるフォルダを入力。
      ※「www」フォルダをルートディレクトリにする場合は未入力
  4. サブドメインの追加完了後、ドメイン一覧にて「www」あり・なしの2つの同ドメインがあることを確認してください。


SSLの取得・設定

  1. 「www」ありのドメインに対し、SSLの取得 を行います。
  2. SSLの設置完了後、「www」ドメインの [(証明書)更新] をクリック。
  3. [秘密鍵のダウンロード] ボタンより、「server-key.pem」ファイルをダウンロード。
  4. 同ページ内のテキストリンク [証明書のダウンロード] より、[server.crt] ファイルをダウンロード。
    ダウンロードしたら、予め同ファイルをテキストエディタで開いておいてください。
  5. ドメイン一覧に戻り、「www」なしのドメインの [(証明書)登録] をクリック。
  6. 一番下の[詳細設定] ボタンをクリック。
  7. 下側の欄の [参照] ボタンより、(3)でダウンロードしたファイルを選択し、[秘密鍵をアップロードする] ボタンをクリック。
  8. 次ページのテキストボックス内に(4)に記載された証明書コードを全文コピー&ペーストし、[送信] ボタンをクリック。
  9. 次ページで証明書が表示されたら、同ページ内のテキストリンク [中間証明書のインストール] をクリック。
  10. 各証明書の発行局の中間証明書コードを入力し、[送信] ボタンをクリック。
    ※中間証明書は、通常発行局のホームページに掲載されています。
    ※&color(red){さくらの無料SSL(Let's Encrypt)の場合は、こちらのページ より全文コピー&ペースト。
  11. インストール完了後、ページ内上部にある [ドメイン設定] をクリック。
  12. 「ドメイン詳細設定」ページの「4. SSLの利用をお選びください」で、[SNI SSLを利用する] を選択し、[送信] ボタンをクリック。
  13. 完了後、数時間で使用可能となります。


Wordpressの設定変更(Wordpress設置の場合のみ)

  1. Wordpress管理ページの左メニュー [設定/一般] をクリック。
  2. [WordPress アドレス (URL)] および [サイトアドレス (URL)] を「http://」から「https://」に変更し、[変更を保存] ボタンをクリック。
  3. 「https://」でログイン画面が表示されるので、改めてログイン。
  4. FTPにてサーバーにログインし、Wordpressのルートディレクトリにある「wp-config.php」をローカル上に一旦ダウンロード。
  5. ダウンロードしたPHPファイルをテキストエディタ等で開き、以下のコードを追加。(どこでもOK ※わかりやすく一番上、または下がオススメ)
    ※ファイルの編集は、必ずローカル上で行ってください。(サーバー内での直接編集は不可!)
       // プロクシでIPが入るとSSLアクセス状態をセットする
       if( isset($_SERVER['HTTP_X_SAKURA_FORWARDED_FOR']) ) {
          $_SERVER['HTTPS'] = 'on';
          $_ENV['HTTPS'] = 'on';
          $_SERVER['HTTP_HOST'] = 'www.kurabiz.jp'; // ※wwwありのドメインを記述
          $_SERVER['SERVER_NAME'] = 'www.kurabiz.jp';
          $_ENV['HTTP_HOST'] = 'www.kurabiz.jp';
          $_ENV['SERVER_NAME'] = 'www.kurabiz.jp';
       }
  6. 編集したファイルをアップロード。


.htaccessの変更

  1. FTPにてサーバーにログインし、該当フォルダのルート階層の「.htaccess」ファイルを確認。ある場合はローカル上に一旦ダウンロード。
    ない場合は、以下の手順でローカル上に新規作成。
    1. ローカル側で適当なテキストファイル(.txt)を作成。
    2. ファイル名を「htaccess.txt」に変更。
    3. ファイルを開き、文字コード「UTF-8」で保存。
  2. ダウンロード、または新規作成したhtaccessファイルを開き、以下のコードを挿入。
    ※ファイルの編集は、必ずローカル上で行ってください。(サーバー内での直接編集は不可!)
       <IfModule mod_rewrite.c>
       RewriteEngine On
       RewriteBase /

       RewriteCond %{ENV:HTTPS} ^on$
       RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^.*$
       RewriteCond %{HTTP_HOST} ^kurabiz\.jp
       RewriteRule ^(.*)$ https://&color(red){www.};kurabiz.jp/$1 [R=301,L]

       RewriteCond %{ENV:HTTPS} !^on$
       RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^$
       RewriteRule ^(.*)$ https://&color(red){www.};kurabiz.jp/$1 [R=301,L]
       </IfModule>
  3. 編集したファイルを(1)でアクセスしたフォルダにアップロード。
  4. 新規で作成した場合は、サーバー内でファイル名を「.htaccess」に変更。

ダミーフォルダからのリダイレクト対応(.htaccessの作成)

  1. ローカル側で適当なテキストファイル(.txt)を作成し、以下のコードを記入。
       <IfModule mod_rewrite.c>
       RewriteEngine On
       RewriteCond %{ENV:HTTPS} ^on$
       RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^.+$
       RewriteCond %{HTTP_HOST} ^kurabiz\.jp
       RewriteRule ^(.*)$ https://www.kurabiz.jp/$1 [R=301,L]

       RewriteCond %{ENV:HTTPS} !^on$
       RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^$
       RewriteRule ^(.*)$ https://www.kurabiz.jp/$1 [R=301,L]
       </IfModule>
  2. ファイル名「htaccess.txt」、文字コード「UTF-8」で保存。
  3. FTPにて、作成したファイルを事前に作成したダミーフォルダ?内にアップロード。
  4. サーバー内でファイル名を「.htaccess」に変更。




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